このページではパートへの転職について紹介しています

パートで保育士に転職する時に知っておきたいこと

パートで働く
こんにちは、現役の保育士ライター、さくらです

これから保育士として働きたいけれど正社員で働くか、パートで働くかを迷っている方もいらっしゃると思います。

非正規社員であるパートを選ぶメリットとしては

  • 勤務時間を自分の生活に合わせて調整できる
  • 正社員ほど責任を負うことがない

といったものがあげられますが、その半面、待遇面や責任をもってバリバリ働きたい人に不向きです。

それぞれ雇用形態の違いによって仕事内容や待遇が変わるので、パートで保育士に転職をする時はその違いを知っておきたいところです。

ここではパートタイムで働くために気をつけなければならない事を紹介します。

パートの保育士の求人内容を調べよう

パートの保育士の求人内容を調べよう

パートの保育士への転職を考える場合はまずパートの保育士がどのように働き、待遇はどうなのかをしっかりと調べる必要があります。

特に正社員の保育士からパートの保育士に転職する場合、様々な違いに戸惑う可能性があります。

実は私も同じような経験がありました。

正社員の保育士からパートの保育士に転職したところ、正社員が行う業務とパートが行う業務の境界がわからずに「この作業をやったら正社員の保育士は迷惑かな」と考えて、戸惑ってしまいました。

同じ保育士の仕事だからそんなに違いはないだろうと考えてと安心していたのですが、雇用形態が違うと仕事内容、労働条件も違うので、その違いに慣れるのが大変でした。

あらかじめ調べておけば、このように戸惑うことはなかったので、しっかりと仕事内容、条件ともに前もって調べましょう。

パートの保育士の仕事内容

パートの保育士の仕事内容
パート雇用の保育士の仕事は正社員雇用の保育士のサポート(保育補助)をすることです。

直近では正社員の保育士だけでは人手が足りず、パート雇用の保育士で人手を補っている園が非常に多いです。

正社員の保育士は1つのクラスの担任を受け持つことが多いですが、パートの保育士は担任は受け持たずに担任の保育士の補助を行うことが多いです。

集団行動になると担任の保育士だけでは手が届かないところが出てくるので、そのカバーを行うわけです。

またパート雇用の保育士は正社員よりも事務系の仕事をあまり任せられない傾向にあります。

園児の世話や一緒に遊んだりといったことが主な業務なので、事務仕事よりも子どもと関わる方が好きな人ほど転職に向いています。

保育補助業務が主になることから保育士資格がなくてもパート雇用の保育士への転職は可能です。

そのため、いずれ保育士の正社員になるためにまずパートから始めて資格取得を目指すという働き方もできます。

パートの保育士の待遇

パートの保育士の待遇

パート保育士の転職時に特に気になるのは待遇面です。

給料・各種保険

正社員との大きな違いは正社員が月給制であるのに対し、パート保育士は時給制であることです。

時給の相場は1,000円前後ですが、地域や経験年数などで変わってきます。

中には時給1,500円以上、2,000円以上といった高時給の求人も存在します。

しかし、こういった高時給の仕事はほぼ派遣が多く、フルタイムになることが多いのでパートタイムでは難しいと思います。

社会保険はパートタイムであっても勤務実績が正規雇用の4分の3以上あれば自動的に加入となりますので安心ですね。

ただし、求人によっては社会保険の加入に関する項目が明記されていないこともあるので、その場合は問い合わせで尋ねてみる方がいいでしょう。

職場によっては社会保険加入の条件を満たしているにもかかわらず、保険に加入させないようにしているところもあります。

また雇用保険への加入も可能です。

雇用保険へ加入できる条件は1週間に20時間以上、さらに1年以上勤続する見込みがあることです。

勤務体系

勤務時間や休日は求人によって変わりますが、パートの場合シフト制であることが多いです。

シフトについてはパートで働くにあたって重要な事ですので、しっかりと入園前に確認しましょう。

職場によって非常に少ない勤務時間で働けることもあれば、正社員とあまり変わらない勤務時間になることもあります。

ボーナス

パートにおいてはボーナスが支給される事が稀です。私立であれば可能性がありますが、期待はしないほうがいいでしょう。

パート保育士はライフスタイルに応じた働き方をしたい人におすすめ

パート保育士はライフスタイルに応じた働き方をしたい人におすすめ

パート保育士に転職する最大のメリットは、正社員よりも時間に自由がきくことです。

正社員とは違い、シフト日や勤務時間は職場と相談して決めることができます。

プライベートを大切にしたければ勤務日・勤務時間を少なめに、バリバリ働きたければ勤務日・勤務時間を多めにすればOKです。

ただし、待遇面は正社員と比べるとやはり劣ります。

給料は時給制ですし、勤務時間が一定以上なければ社会保険や雇用保険に加入することができません。

そのため、勤務時間が多くなっても待遇が良い方が良いという場合は、正社員保育士に転職する方がいいでしょう。

あなたのライフスタイルによって正社員にすべきかパートにするかを決める事で、快適に保育士として勤務をしていくことができます。

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