保育士の転職は何を重点的に情報収集するべき?


転職においては自分の条件と照らし合わせながら情報収集しながら行います。
しかし、どこを重点的に情報収集すればわからないという方もいる事でしょう。
そういった方向けに情報収集のコツをご紹介していきます。
この記事の目次
闇雲に情報収集してもあまり意味がない
とりあえず集められる情報は集めておいた方が、保育士の転職で有利になるように思えますが、無駄な情報を集めても労力の無駄になります。
情報収集は、ある程度集める情報を絞っていった方が効率的です。
私も転職する時はついつい「何から何まで調べてやる!」と意気込んでしまうのですが、転職後になってから「不必要な情報だったな…」と気付くことが多くありました。
何が必要で何が不要な情報かを把握するのはなかなか難しいものです。
しかし、転職前は退職手続きなどで忙しいですし、無駄な労力はなるべく省いていきたいところでしょう。
一般的に保育士は転職をする時にどのような点を重視しているかがわかると、情報収集の参考になります。
必ずしも一般的な目線があなたにも当てはまるとは限りませんが、あなたの譲れない条件部分に絞って調べていくことで情報収集がスムーズにいくでしょう。
給与面を重視する保育士は多い
まず転職にあたって気になるところは給与面ですよね。
なぜ保育士として働くかといえば、やりがいは前提として生活するためのお金を得るためでしょうし、労働内容に見合うだけの対価は欲しいと誰もが考えるものです。
そのため、保育士求人ごとの給与面の情報収集は転職時に欠かせません。
ちなみに給与面といっても基本給だけでなく、詳しく見ていくと様々な項目があるので、なるべくその項目ごとの情報収集もしていくべきです。
たとえば、昇給制度や賞与、手当などの項目が挙げられます。
これらが違うと、同じ基本給でも結果的にもらえる総給与額が大きく変わることもあるので、基本給だけに惑わされないことが大切です。
中でも保育士が給与面で重視するのは「賞与があるかどうか」です。
正社員なら賞与があることが多いですが、パート・アルバイトの保育士になると賞与がないこともあります。
また賞与がもらえたとしても、年に1回なのか、2回なのか、1回あたり何ヶ月分が支給されるのかで総支給額が大きく変わります。
基本的に賞与は支給額が大きいので、あると飛躍的な保育士の年収アップに繋がります。
給与面の情報収集の仕方ですが、基本は求人情報に載っています。
より詳細な給与面の情報を知りたい場合や、求人情報にあまり給与面の情報がない場合は、直接その保育所に問い合わせて聞くのがいいでしょう。
人間関係も給与とともに保育士が重視する情報
どこの業界でも人間関係によるストレスはありますが、保育士の場合、女性職員が多い職場ですし、入園者の子供との関わりもあるので、少々特殊な人間関係を持つことになります。
もちろん女性職員が多かったり、子供と関わったりするからといって必ずしも多くのストレスを感じるとは限りません。
しかし、そういった特殊な環境を合っていないと思う保育士がいても不思議ではないでしょう。
人間関係の情報収集を行うには、給与面と同様に求人を見るだけでは中々難しいですよね。
人間関係は給与面と違って数字で表すことができないので、求人に載せられる内容には限度があります(仲の良い、明るい職場ですといった程度)。
中にはまったく職場の人間関係について触れていない求人もあります。
そのため、求人情報を見て気になった保育園などがあったら見学に行くのも1つの手です。
保育園においてはほとんどの見学を受け入れているので、見学にいって子ども様子や保育士の働き方をじっくり見てみましょう。
結婚や出産・育児などの支援制度があるかどうかも保育士は重視する
保育士は女性が多いので、結婚や出産・育児を機会に仕事がしにくくなることもあります。
そのため、転職する職場が結婚や出産・育児などに理解があり、なおかつ支援制度が設けられているかどうかも気にした方が良いでしょう。
たとえば、休暇制度や短時間勤務制度などが支援制度に当てはまります。
求人情報はもちろん、面接時などにも休暇欄や福利厚生について確認してみましょう。
保育士転職の情報収集は給与・人間関係・支援制度を重点的に
あなたが希望する条件で重視するところは違うと思いますが、給与・人間関係・支援制度を重点的にすることで納得できる転職活動ができます。
給与面の確認ポイント
基本給だけでなく以下もしっかりと確認しましょう。
- 昇給制度
- 賞与
- 手当
- 総支給額
人間関係の確認ポイント
求人情報だけでなく実際に見学をしてみること。その上で下記の確認をしましょう。
- 保育士の働き方や挨拶
- 子ども達の様子
支援制度の確認ポイント
求人情報への記載の有無だけでなく実際に自分の状況を伝えて無理なく勤務できるか確認しましょう。
- 結婚・育児手当
- 育児休暇
- 短時間勤務制度
ただ、こういった情報を直接問い合わせるのは中々気が引けますし、先方に悪い印象を与えてしまうことがあります。
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