転職後の初出勤!保育士が新しい職場でうまくやるための準備とは


転職が決まり初出勤日も決まり、期待と不安に胸を膨らませているでしょう。
新しい職場の雰囲気にうまくなじめるかな?子ども達に受け入れてもらえるかな?と不安を抱いていることでしょう。
初出勤日から実践し、うまく職場になじめた実体験をご紹介したいと思います。
笑顔で元気に挨拶をする
最初の第一印象は大事です。
笑顔で挨拶することは相手に安心感を抱かせ、良い印象を与えること間違いなしです。
挨拶は朝の挨拶だけでなく、すれ違うだけでも「お疲れさまです」と声かけることも、とても感じが良いですね。
また一緒に働く職員に対してだけでなく、子どもや保護者、外部のお客さんに対しても同じように笑顔で元気に挨拶をすると良いと思います。
職場の一員として意識を高めることは、先輩方からの評価も得られると思います。
そして何よりも感謝の気持ちである「ありがとうございます」という挨拶は大事にしたいものです。
何かをしてもらったら必ず言うと良いでしょう。
「すみません」が謙虚だと思って感謝の気持ちとして使う方もいますが、素直に「ありがとうございます」という言葉を使う方が手助けして良かったと思って貰えます。
子どもの名前を覚える
小規模園から大規模な園と子ども達の数も様々です。
子ども達の名前を1日でも早く覚えることで、子ども達から「先生!何で名前知っているの?すごい!」と尊敬のまなざしで見られること間違いなしです。
送迎の際の他の保育士と子どもとの会話、保護者との会話、名簿や荷物・服などで名前を確認しながら、子ども達の名前を覚えましょう。
そして顔を見ながら名前を呼びながら、話しかけると良いでしょう。
積極的に関わる姿は先輩保育士も安心してくれるでしょうし、子ども達も早く新しい先生を受け入れてくれます。
職員の名前を覚える
子ども達同様、職員の名前も覚えましょう。
初出勤までに、見学に行ったり、面接に行ったりした時に関わった職員のお名前を知る機会があるかと思います。
その際に少しでも名前を憶えて帰り、初日に名前を呼びながら「○○さん、今日からよろしくお願い致します」なんて言われたら、覚えていてくれたと嬉しいものです。
一度には全員の名前を覚えるのは大変ですが、園によって年度初めに各家庭に配布される写真つきの職員名簿があるところもあるので、それを見ながら覚えるのもよいでしょう。
名簿がない場合は、ひとりひとり名前をメモしながら覚えて行き、実際に何か質問する際に名前を言いながら声を掛けると良いでしょう。
「○○さん、教えてもらってもいいですか?」と名前を先に言う事は、その人に聞きたいという注意を引くことが出来ますし、名前を呼ばれることで親近感もわきます。
園に慣れるまでとは言わず、常に名前を意識して話しかけることは、相手に良い印象を与えるので実践することをおすすめします。
積極的にコミュニケーションを取る
保育士はとても忙しいです。
保育中は子ども達と過ごし、保育後は事務仕事に追われます。
新しい職員にゆっくりといろんなことを教えたいと思っていても、それがままならない事の方が多いようです。
教えてもらうのをじっと待っていては、いつまでも先輩たちとの距離は縮まりませんし、自分自身も成長しません。
自分から積極的に質問したり、子ども達の特徴やクセを聞いたりすることでコミュニケーションを多く取りましょう。
保育後も仕事の質問をしながら、いつの間にか自分たちの趣味や好きなテレビ番組の話で盛り上がって、一気に距離が縮まったことがあります。
接点がないクラスの保育士とは可愛いエプロン、可愛いペンや手帳など、持ち物などから話を展開していったこともあります。
受け身になるのは勿体ないので、積極的にコミュニケーション取る事でグッと距離が縮まります。
分からない事は聞いてメモをする
最初はみんなわからないことばかりです。
保育の経験はあっても、園の方針でそれぞれ違うものです。
掃除の仕方ひとつをとっても園で大きく違ってきますので、最初は教えてもらうことがたくさんあると思います。
分からないことは聞いてメモをし、メモした質問を繰り返さないようにすると良いでしょう。
分からない事をわからないままにして、時間だけが過ぎて行き、「そんなことも知らなかったの?」と言われないようにしたいですね。
気負わずリラックスしよう
新しい職場にワクワクしすぎて空回りしてしまう人、結構いませんか?
先輩たちの足を引っ張らないようにと、基本的なことを覚えていないうちに色んな仕事に挑戦しすぎて、却って反感を持つということも過去に経験しました。
そんな事にならないように、まずは周りの事をよく考えて良い印象を抱いてもらうことに集中しましょう。
お給料を頂いてお仕事するのですから、仕事で貢献したいと思う気持ちもありますが、やはり職場の保育士たちとの協調性をなくしては、よい関係を築いて行くことが出来ません。
新しい職場の雰囲気を楽しむ、新しい出会いを大切にする気持ちを持って、リラックスして行く方が良いでしょう。
