このページでは保育士を辞めたいと思った時の対処法を紹介しています

保育士を辞めたい時は環境を変えよう!保育士が辞めたくなる理由をご紹介

こんにちは、現役の保育士ライター、けんたです

子供が好きで希望通り保育士になったものの、いつの間にか仕事に対してストレスを感じるようになってきてしまった。

保育士と実際に話しているとこういった声を聞くことがあります。

子供たちから信頼されていたり、人手も足りないなどという理由から辞めづらい状況もあると思いますが、精神的、身体的に限界だと感じていたら保育士を辞めて環境を変えるのも必要です。

ただ、保育士という仕事が好きであれば保育園を変えるという方法をおすすめします。

保育園を変えればあなたがストレスや体への負担が少ない環境で勤務することもできるかもしれないからです。

辞めたい理由によって次のキャリアプランも変わりますので、保育士が辞めたい理由とともにおすすめのキャリアプランをご紹介していきます。

仕事量が多すぎて辞めたい

保育士の仕事は多岐に渡ります。保育士になりたての時は想像とは違っていてびっくりされる方も多いです。

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保育士の仕事内容について

子供たちへの細やかな配慮から時には力仕事まで・・・

それだけではとどまらず保育園で作成する書類の量もかなりあります。

  • 日案・月案・年間案
  • 行事立案書
  • SIDSチェック表
  • 職員会議の議事録
  • 職員間連絡ノート
  • 連絡ノート
  • 園だより
  • 給食だより
  • 保育日誌
  • 給食日誌

書類の量は各保育園によって違いますが、ざっとこのくらいはあります。

これだけの業務を日々こなしていたら心身ともに疲れてしまうのも納得です。

実際に働いている保育士しかこの大変さはわからないですよね・・・

ただ、保育士の仕事が好きなのにも関わらず、ただ仕事量が多すぎるがために辞めたいと思っているのなら、規模の小さい保育園に転職することをおすすめします。

規模の小さな保育園では園児の数も少ないため、保育士の負担が少ないことが多いからです。

ただし、規模が小さくても人員が少なすぎる保育園の場合は更に負担が増える可能性があるので注意しましょう。

人間関係がうまくいかないから辞めたい

保育士における良い人間関係の構築方法は異業種に比べてもかなり特殊です。

職場における上司や同僚との人間関係のトラブルはどの業種についてもありますが、子供たちの保護者との人間関係まで気にしなければいけないのは保育士の他、教師くらいです。

保護者は子供の事を一番に考えるがあまり保育士に対し無理難題を押し付ける事もしばしばあります。

そういった保護者の方たちとうまく信頼関係を築きながら業務を行っていくのはかなりのバランス感覚が必要となるでしょう。

頼りにできる同僚や上司がいれば協力してそういった保護者との問題も乗りきれるのですが、もし同僚や上司ともうまくいっていなかったら自分一人で問題を抱え込んでしまうことになってしまいます。

そんな状況になった保育士がストレスにより辞めたいと考えてしまうのもしょうがない事だと思います。

保護者との良い人間関係の構築が難しいと思ったのであれば、今後は保育士の道を考えず他の職種への転職を視野にいれた方がいいです。

保育士である以上は環境を変えたとしても保護者との関わりを断つことはできないからです。

もし保育士の仕事が好きで同僚や上司に悩まされているのであれば、他の保育園への転職を検討しましょう。

環境を変えれば劇的にあなたのストレスが減りますよ

待遇(給料)が悪いから辞めたい

保育士の給料は一般的に安いと言われていますが、保育所のある地域や運営元(公立・私立)によっても違いがあります。

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気になる保育士の給料。平均月給はいくら?

平均給料だと公立保育士の給料は一般企業に比べても遜色がないように見えますが、あくまでデータは平均なので20~28歳くらいだと20万くらいが一般的です。

職種によってはこれよりも良い給料を貰える職業はたくさんありますので、自分の給料と比べると辞めたくなってしまう気持ちもわかります。

ただ、保育士の給料に関しては暗いニュースばかりではありません。

昨今の保育士の人材不足も手伝って政府が保育士の賃金を引き上げる方針を固めました。

保育士の賃金引き上げへ 政府「無償化優先」批判受け

保育士は社会にとって間違いなく必要で重要な役割を担う職業です。

それにも関わらず保育士の給料が適正ではないのであれば、公立のみならず私立でも保育士の賃金が上がっていくのは当然だと思います。

給料の事を話すのを苦手な人はたくさんいると思いますが、仕事内容に不満があるのではなく待遇に不満があるのであれば一度、現在働いている保育園に直接相談してもいいかもしれません。

やりがいも大事だけどお金も大事!

保育士が不向きだと気付いたから辞めたい

何事もやってみなければわからない部分ってありますよね。

実際に保育士になってみてそこまで子供がすきじゃなかったという事もあると思います。

そんな時は自分を責めてしまいがちなのですが、一切自分を責める必要はありません。

むしろ、自分のやりたいと思った事を実際に行った行動力を褒めてもいいくらいです。

こういった場合は自分が退職する事で迷惑をかけるなどといった責任感は置いといて、他に自分が興味がある分野に挑戦したほうが建設的です。

自分が興味のある分野にどんどんトライしよう!

保育士を辞めたいと思った時は

保育士を辞めたいと思った時は衝動的に行動してすぐに退職するのではなく、自分がどこにストレスを感じて辞めたいと思ったのかをきっちりと考える事ができれば適切な行動を取ることができます。

責任感がある人は嫌な事を我慢して心身ともに壊れてしまう事もあるので、辞めたいと思った時ほど冷静になるように心がけましょう。

大事なのはあなたの人生がよりよい方向に向かう事です。

自分の人生をよりよくするために環境を変えるという選択肢はとても有効です。

保育士を続けたいけど仕事量や人間関係などという理由であれば自分の環境にあった保育園を探してみましょう。

保育士専門の転職サイトでは無料登録で転職コンサルタントに相談する事もできるので、客観的な意見を聞きたい方は保育士バンクや保育士ひろばといった大手にとりあえず登録だけしておくのもいいかもしれません。

【保育士専門の転職サイト】保育士バンクの特徴をご紹介

もし、保育士に自分が向いていなかったらと思ったら他の職種に挑戦するのもいいですね。こちらも大手であれば無料登録さえすれば転職コンサルタントがアドバイスしてくれます。

保育士を辞めたい時はじっくりと解決方法を考えよう

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