保育士に向いている人ってどんな人?保育士の適正とは

子供が好きで保育士になりたいと思っていたけれど、自分が本当に保育士に向いているかどうか知りたくなったりはしませんか?
そんな方のために保育士に向いている人、向いていない人をまとめました。
この記事の目次
視野が広く物事の同時進行が得意な人は保育士に向いている
保育士はたくさんの子供たちを見つつ、1日のスケジュールに合わせて適切な行動をとっていかなければなりません。
その為、子供が何をしているかを把握できる視野の広さと、子供と接しながらも次のスケジュールの為の準備をするなど、物事を同時進行できる人は保育士に向いています。
常に体を動かしていなければならないので、注意力が散漫になりがちですが冷静に周りを見ていることも大事です。

円滑にコミュニケーションを取れる人は保育士に向いている
保育士は同僚や上司との連携を取りつつ、子供や保護者と接していかなければなりません。
その為、どんな人とでも理解しようと努力しながら話せる人は保育士に向いています。
子供をしっかりとサポートするには保護者との連携も大事なので、保護者の都合の事も考慮しつつ、時にはアドバイスもする必要があります。
万が一クレームを保護者から受けたとしても、しっかりと問題をヒヤリングし解決に導けるようにしましょう。

子供の立場に立って行動できる人は保育士に向いている
子供は大人の常識に当てはまらない自由な発想をする事があり、間違った行動をとることがあります。
そんな時に最初からはっきりと否定するのではなく、一緒の立場にたって考える事ができる人は保育士に向いています。
また、子供だからと言って、表面上の体裁を繕って接したりせずに本気で子供たちとも付き合っていける人は子供たちの信頼を勝ち取る事ができます。
子供は敏感ですから、表面上の笑顔や言葉ばかりを並べていた場合、いきなりハッとさせられる行動をあなたに対してとるかもしれませんよ。

保育士に向いていない人の傾向
これまで保育士に向いている人を紹介してきましたが、ここからは保育士に向いていない人の特徴を紹介していきます。
保育士に対して楽しいだけのイメージを持っている人
好きな子供たちと接していくのは楽しいですが、保育士の業務は多岐に渡りますので楽しいだけではありません。
子供が過ごしやすい環境を整えたり、保護者の方への対応、汚物などの処理もあります。
そういった大変さも加味した上で、保育士はやりがいがあり楽しくできる職業だといえます。
楽しい=ラクでは決してないので、保育士の大変さにピンと来ない方は保育士の仕事を少し掘り下げて調べてみましょう。
時間にルーズな人
保育園での生活には子供のための決められた流れがあり、子供たちはその流れにそって生活のリズムをつくっていきます。
もし遅刻したり、1日のスケジュールの時間どおりに進行できない場合、子供が生活リズムをつくることができず悪影響を及ぼします。
普段から生活リズムがバラバラで時間にルーズな人は保育士には向いていません。
自分の意見を押し付けてしまう人
自分自身の保育方針や理想を持っているのは素晴らしい事ですが、それを自分の考えが1番正しいと過信して他の人に押し付けるのはよくありません。
保育園の保育、同僚の保育士の保育、保護者の保育と違う考えがあって当たり前だという事を理解する必要があります。
子供の個性もそれぞれですので、周りと相談しつつ子供に適した保育方針で進めていくのがベストですね。

保育士の適正とは
保育士に向いている人、向いていない人というのは少なからずあるのは事実です。
しかし、自分で向いていないと感じていても保育に対する熱意と責任があれば、自ずと保育士として職務を全うしていけるとでしょう。
自分の強みや弱みを理解した上で、それらを保育士として働いた時にどのように活かせるか何よりも大事です。
保育士に興味があって自分の弱みばかりを見て保育士に向いていないと判断して諦めるのはもったいないですから。