保育士は楽しいお仕事!経験者の私が伝えたい事をご紹介

保育士、と聞いてまず皆さんが思い浮かぶのはなんでしょうか?
「子どもとどう接したらいいいの?」「どんなことをするの?」「私でもできるのかな?」「楽しいかな?」
そんな色々な疑問の中から、私が経験してきた「保育士の楽しい所」を紹介したいと思います。
保育士のやりがい!
私が保育士をしていて、一番に思いつくのは「子どもの成長を直に感じられる」ことです。
子どもたちは小さいながらにも、勿論ですが人間です。一人一人がまったく同じということはありません。
そんな中で子どもたちが日々新しいことに挑戦したり、できるようになるのが一番の楽しみです。
乳幼児0-1歳児であれば、昨日はつかまり立ちができた、ようやくたっちができた! など、誰よりも早く子どもたちの成長を見ることができます。
特に0歳のクラスではそれが顕著で、毎日なにかしら変わっていく子どもたちをみて、成長している姿をみるのは、とても楽しいですし、やりがいにも繋がります。
幼児さんでも、自我が芽生え自分のことを一生懸命に教えてくれます。
たどたどしくも「せんせい、昨日ね、わたしおはしつかったの」とこっそりせんせいにだけ教えてあげるね、と言われると、もう「秘密だね」とあまりの可愛さに笑ってしまいます。
子どもたちとの信頼関係を築きながらこっそり「保育士さん」にだけに教えてくれる子どもたちの「秘密」はとてもかわいくて愛おしいものです。
子どもたちとの出会いが楽しい
保育園は子どもたちにとっても、初めて保護者の方と離れる機会になります。
もちろん泣く子、ご飯が食べられなくなる子、眠れない子……など色々ありますが、そんな子どもたちに声をかけ、ゆっくりと子どものペースに合わせて遊びにさそったり、一緒に歌をうたったり。
初めは泣いてばかりだった子どもが、少しでも笑顔を見せてくれる瞬間が、とても嬉しくて、ここまで色々と大変なことはありますが、その瞬間、いままでの苦労が飛んでいってしまうくらい、嬉しい! となります。
色んな子どもたちとの出会いが、その子達と毎日過ごしながら、新しいことを教えたり、逆に教えてもらったり。。。
話せる年齢の子どもたちだと「せんせい、せんせい」と朝見かけたら一番に挨拶や声をかけてくれたり。。。
保護者の方からも「保育園に休みの日も行くっていうんですよ」と言ってもらえたり、とても嬉しくなりますね。
子どもたちにとっても保育士=先生の存在が大きくなっていき、それを素直に返してくれる子どもたちと一緒に過ごし、出会っていくことが、とても楽しいです。
行事などのイベントが楽しい
保育士の仕事の中には、行事やイベント等の企画もあります。
例えば運動会、発表会などなど。。。
運動会は、子どもたちと一団となって楽しむ行事の筆頭でしょう。
子どもたちの普段の遊びや様子から好きなテーマを考えて、そこから子どもたちと一緒に種目を作ります。
発表会は、大きくなれば、自分たちでやりたいものを言葉にしてみんなで作っていきます。
「これがしたい、あれがしたい」と子どもたちの言葉をききながら、共にアイデアをだしてもらいながら一緒に作り上げるのはとても楽しいものです。
特に、子どもたちは私たちでは思いもつかないような発想をするので、びっくりするような面白いアイデアもでます。
未知なことが多い分、自分の視野も広がり楽しく計画をたてることができます。
保護者とのかかわりが楽しい
保育士の仕事の中では、保護者の方から相談されたり、色々と聞かれることがあります。
その中でも多いのはやはり、子どもたちが普段保育園でどうやって過ごしているか、が多いです。
やはり保護者の方からすれば大切な子どもを預かっているので気になるのは当然ですよね。
ゆっくりとお話する時間はあまりありませんが、その少しのなかでも、一日のその子どものエピソードを添えると、保護者の方は嬉しそうに聞いて下さります。
「今日はお友達と一緒に積み木で線路を作っていたんですよ」など、一言でもそえると、保育園での子どもの様子がしれて、私たち保育士からしても会話のきっかけになりますし、保護者の方からの信頼関係も築けます。
また、お家での様子をきかせてもらったりと、保育園でもなるべく生活をお家での生活に近付けるので、保育園での保育にも反映させることができます。
こうしたことをしていけば、お迎えや朝に保護者の方とのお話も楽しくて、色んなお話や相談をされるのも楽しいですよ。
保育士の仕事の楽しいところは?という方へ
保育士はしんどい、大変というイメージが多いと思います。実際に私も見たり働いたりするにあたりそういうイメージを持っていました。
しかし、実際に保育士として働いてみれば、勿論大変な事も多いですが、子どもたちの一番大切な時期に関わる重要ななお仕事です。
そして、子どもたちから色んなパワーや、発想、やりがいを貰えるお仕事でもあります。子どもたちの一挙一動に共に喜び、楽しみ、そして時にはよりそい共に悲しむこともあります。
そんな子どもたちとの関わりの中で、子どもたちと共に過ごし、共に成長していける。そんな素敵で楽しいお仕事です。
マイナスのイメージだけではなく、プラスの、楽しい気持ちを知ってもらい、一人でも楽しいよ! と思ってお仕事をする、これからしようと思っている方への力になればいいと思います。