このページでは保育士の苦労した話を紹介しています

保育士は苦労が多い?私の経験談をご紹介

保育士の苦労とは

私は幼い頃から、子どもが大好きで高校入学当初から子どもに関わる仕事がしたいと思い描いてました。

そして、その夢が叶って保育系の短大へ進み、念願の保育士になれたものの、実際現場で働いてみると思った以上に「あれ??現実はなんだか違うな~」と感じる部分がありました。

しかし、実際に働いてみて感じる苦労よりも、大好きな子どもたちに囲まれて「先生~遊ぼう!」と声を掛けてくれる子どもたちと過ごせることがなによりうれしかったので、そんな苦労を吹き飛ばす事ができました。

でも、、、壁にぶつかったりどうすればいいんだろうと思い悩み、立ち止まってしまうこともあります。

ここでは私が何に苦労し、何を感じたかをご紹介しようと思います。

人見知り保育士の人間関係での苦労

私が保育士として働き始めたばかりの時は同期入社もおらず新人同士で色々と相談しあうことができない環境でした。

そのため、中堅~ベテランと呼ばれる先輩保育士の先生にわからない事は質問をする必要がありました。

質問することは悪いことではないと分かっていても、緊張して質問をすることを躊躇してしまい、ストレスを感じることも多かったです。

そういう緊張感からか、日誌を書いたり、明日の保育準備をしたりして職員室にいるのが苦痛だった時期がありました。

いじめられたり、あたりがきつかったわけではなかったのですが、周りに溶け込むことができなかったのでプライベートではコミュニケーションをとれずに、仕事が終わったらすぐに帰宅する毎日。

すでにお気づきかと思いますが私はすごく人見知りです。

しかし、人見知りのままではいけないと思ったので私の場合は、

  • 自分のクラスでの出来事や子どもたちの話をしてみる
  • 聞きたいことがあるときは、事前に無理なく時間を作ってもらえるようにする

という2点を強く意識するようにしました。

そうしていくことで自分の立ち位置を少しずつ確立することができ、周りの人たちとのコミュニケーションがうまくいくようになったので相手の立場や状況を見ながら行動することは大切だと思いました。

そうして長く働いているうちに後輩ができ、私と同じ思いをしてほしくないと思い、積極的に声をかけるなどができるようになったのも人見知りである自分の経験があったからこそです。

子ども達に対しては自分のことを棚に上げて、お友達と仲良くね!なんて言いにくいですよね。

園の雰囲気をみんなで作り上げるという観点からも保育士同士うまくつきあっていきたいものです。

周りとのコミュニケーションを円滑にする努力をしたのね

保育士は時間外労働で苦労する?

私が働いている時は保育の時間以外に園の行事の運営に関わることや記録物など、たくさんの業務を抱えており、業務時間内にできないこともありまました。

また、保護者の方もお仕事をされていますので、保護者に連絡事項などがあった場合は、放課後でなければできない業務というのもでてきます。

休日を返上して行事ごとに参加したり、園で終わらなかった仕事を自宅に持ち帰り、夜は遅くまで子どもたちの写真を整理したこともありました。

勤め始めたころは、自分の時間の確保がうまくとれずに自分にイライラしてしまうことも多かったです。

どの職業においても時間外労働は多少はあるものだと考えながらも、仕事量に割に頂けるお給料が見合っていないのではないかと不満を持った事もあります。

しかし、子ども達の事を考えるとこのような考えではいけないと思いました。

常に疲れた顔をしている先生と楽しく遊べるのかな、話しかけても笑顔一つない先生と元気に歌を歌えるかな?と自分自身を見つめ直したのです。

自分を見つめ直した後は以下のような事に気をつけようと思いました。

  • オン・オフはしっかり切り分ける
  • 休みの日はリフレッシュして業務に備える
  • ゆとりをもって業務を終える

こうした事に気をつけることで業務が効率化でき、残業時間も徐々に少なくすることができました。

業務に追われていると余裕がなくなってしまいがち

現在の保育士はそこまで苦労しなくてもいい?

最近は、以前に比べて保育士不足が深刻化してから賃金の見直しや事業所における基本給アップなど対応をとり、保育士の人材確保が積極的になっています。

また、結婚・出産後など保育士としてブランクのある人でも働きやすい環境が整ってきているようにも思います。

求人票を見ても、パートタイムやお昼までのシフト、午後の勤務やお預かり保育だけのシフトなどいろいろな時間帯の勤務体制を設けている園も少なくありません。

「子育てしながら働きたい」「夕方は早めに帰宅したい」など自分の働きやすい環境を自分で選んでいくことも無理なく楽しく働く秘訣になりそうですね!

保育士で働いていく事の苦労とは

どんな仕事を選んだとしても多少の苦労する部分はあります。

私の場合は人見知りで人間関係で苦労したり、残業時間が長くて辛く感じたりしました。

しかし、そういった苦労する場面において、自分がどういう風にしていけば快適に、周りにも迷惑をかけずに子どもたちと楽しく過ごせるだろうと考えて行動することでいい方向へと向かっていきました。

保育士として子どもたちと笑って過ごす時間は素敵な時間です。

保育士としての仕事をポジティブにとらえて、保育士になりたいと思った頃の気持ちを忘れずにいきたいですね。

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