絵が苦手な保育士も安心! 楽しいお絵描きの方法


お絵かきは保育園での子どもたちの遊びとしては定番です。
その為、保育士は絵を描くことが必要な場面が必ずありますよね。
今回は絵に苦手意識があるという方にも、楽しくお絵描きをする方法をご紹介します。
お絵描きが苦手。どうしたらいいの?
「絵が下手くそだから描くのが苦手」と思っている保育士も結構いるのではないでしょうか。
元々、絵を描くのが好きで得意な人もいると思いますが、苦手意識を持っている方も多いと思います。
でも、「上手に絵が描けないから描きたくない・・・」と思うのではなく、「どうやったら楽しく絵を描くことができるのだろう」と考える事をおすすめします。
まずは絵を描くことにチャレンジしてみましょう!
絵描き歌で絵を描いてみる
絵描き歌は簡単な絵を歌に合わせて描いていくことができます。
「へのへのもへじ」や「コックさん」など一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
今ではテレビ以外にもYouTubeでたくさん投稿されているので簡単に見ることができます。
まずは絵描き歌の動画を見ながら一度描いてみましょう。
コツは絵を描くと意識するのではなく、歌で覚えることを意識しつつやってみることです。
そうすると絵描き歌の絵は上手に誰でも描けるようになりますよ。

また、絵描き歌を子供たちに教えると、子どもたちは指や砂場などに描いたりして、新しい遊びとしても活用できます。
子どもたちに人気のアンパンマンを絵描き歌を紹介している動画がありますので、ぜひ参考にしてみてください。
こうした絵かき歌を使って子どもが泣いている時に歌いながら紙に絵を描いて渡してあげると、すぐに泣き止んでにっこり笑顔になんてこともありますよ。
絵描き歌を口ずさみながら、何度も描いてみることで「おっ、意外とかけるぞ?!」という感覚になりますので絵に苦手意識がある人にもおすすめです。
保育イラスト集の真似をしてみる
絵描き歌で絵を楽しく描けるようになってきたら、保育イラスト集の真似をするのがおすすめです。
私がよく真似していたイラスト集は「もっと そのまま使える! おたより文例&イラスト」という本でした。
紙を透かしてなぞってみるのもいい練習になります。
後はざっくりと全体のイメージを捉えるようにして、何度も繰り返していれば徐々に絵は上達していきます。
例えば、うさぎを描くとしたら、顔の形、目や鼻や口の位置、耳の長さなどを気にしながら描いていきます。
元々完成しているイラストを見ながら描くことで、描き終わった後にできたものと比べることができるので、自分がどこで間違っていたのかを把握しやすくなります。
そうやって何度も絵を描いていってみましょう。
子どもたちに教わってみる
少し練習して絵が上達してきたら子どもたちの前で絵を描いてみましょう。
子どもたちに「先生が今からおえかきするから、なにかわかったら教えてね」と呼びかけてみましょう。
子どもたちは良くも悪くも正直です。
子供たちが下手だと思ったら「ぜんぜんちがう」「うさぎさんはこう!」などと教えてくれます。
しかし、その言葉で傷つくことはありませんよ(笑)
「じゃあ、どうやって描いたらいいかな」などと会話しながら一緒に絵を完成させていきましょう。
子ども達にとっても良い遊びになりますし、あなたにとってもいい絵の勉強となります。
子ども達のアドバイスを聞いた結果、恐ろしい結果になるかもしれませんが、それもまた楽しいですよね(笑)

絵を楽しんでいれば上手になっていく!
絵描き歌やイラストの真似は大人、子ども問わず楽しんで絵を描くことができます。
そして楽しんで絵を描いていれば徐々に上手くなっていくのも実感できるはずです。
絵が上手くなっていくと絵が好きになってまた絵を描くという好循環が始まります。
そうなったらもう「私が絵が得意!」と宣言してもいいかもしれませんね。
この記事を読んだ皆さんが少しでも絵を描くことを楽しんでいただけるよう願っております!