このページではバイトとして保育士になるメリット・デメリットを紹介しています

保育士がバイトで働くときのメリットとデメリット

こんにちは、現役の保育士ライター、はやとです

保育士の中には、正社員で働くのが難しいためにバイトで働くことを検討している方もいるのではないでしょうか。

特に、子供を持っている保育士は、子育てをしながら保育士として働くことを考えると比較的時間のつくりやすいバイトという勤務形態は選択肢の中に入ってきますよね。

ここではそんなバイトで働く場合のメリットとデメリットをご紹介します。

保育士がバイトとして働くメリット:ライフスタイルとの両立がしやすい

保育士がバイトとして働くときの最大のメリットは、ライフスタイルとの両立がしやすいことです。

これは、子育てをしている保育士にとって嬉しいところではないでしょうか。

バイトの保育士は、正社員の保育士のようにフルタイムではなく短い時間にて働くことができます。

働く保育園によって異なるところではありますが、毎日の出勤が3時間ほどの短時間での勤務となる場合や、正社員の保育士と同じようにフルタイムで時間働くけれど、働く日数が少ないかのどちらかを選べることが多いです。

そのため、自分の生活に無理のないような勤務形態で働くことができます。

子育てをしている方の中には、保育士としてキャリア復帰をしたいけれど、自分の子供にも時間を割かなければならないために保育士として働くことを諦めている方もいるでしょう。

そこで、バイトとして保育士で働けば、働く時間と自分の時間のバランスをとれるので、どちらかが中途半端になるということは少なく、両立が可能となります。

保育士がバイトとして働くメリット:ダブルワークができる

また、バイトの保育士として働けば、ダブルワークが可能なのもメリットです。

正社員の保育士として働くと、どうしてもその1ヶ所でしか働くことはできません。

そのため、他にも仕事を持って働きたいと思っていてもその実現は難しく、また正社員となると副業の禁止がなされているところが多いです。

しかし、バイトであれば兼業してもOKとしているところが多いので、ダブルワークができます。

ダブルワークをしている方の中には、保育士1本で様々な保育園で保育士として働く方もいますし、まったく異なる仕事をしている方もいます。

中には、自分の趣味を活かして仕事をしている方もいます。

バイトであっても保育士として働いていれば、一定の収入は得られるので、様々な挑戦をする方も少なくありません。

ダブルワークをすると、体調面が心配になる方もいるでしょうが、バイトとして働けば時間の調節が可能です。

そのため、働きすぎるのもコントロールできます。

ダブルワークをしたいけれど、保育士としても働きたいという方は、あえてバイトの保育士を選ぶ方が多いのです。

保育士がバイトの場合のデメリット:問われる責任は正社員と同じ

バイトの保育士として働く場合のデメリットは、問われる責任は正社員の保育士と同じということです。

つまり「私はバイトだから」という言い訳は通用しないということです。

バイトの保育士はあくまでもバイトなので、保育園の子供と関わる時間は正社員よりも少ないです。

しかし、接する子供と保護者にはそんなことは関係ありません。

子供と接する保育士は、どんな保育士であっても同等の責任を持って仕事をしなければならないのです。

そのため、自分が保育中に子供に何かあった場合には、バイトの保育士でも責任を負わなければなりませんし、保護者の対応もしっかりと行わなければなりません。

保育士がバイトの場合のデメリット:有給休暇がとれない

バイトの保育士はほぼ有給休暇がとることが難しいことが多いです。

基本的な有給休暇の取得のための条件は以下のものとなります。

  • 雇入れの日から6か月間継続して勤務していること
  • 全労働日の8割以上出勤していること

そのため、短い時間で働いている場合は有給をとるための権利がありません。

結婚や出産、忌引きなどで保育園を休む場合には前もってシフトを相談する必要がありますね。

育児や介護で長期的な休暇をとりたいとなった場合には、シフトの調整で対応できればいいのですが場合によって退職することが必要になることでしょう。

保育士という仕事上、どうしても必要とされる事が場面があり、保育園側としては自由に有給をとることを許可するのが難しいことがあります。

保育士のバイトとしての働き方とは

最近ではバイトでの保育士も増えつつあります。

ただし、バイトの保育士として働くのは、メリットばかりではありません。

バイトといってもれっきとした「保育士」として働くので、「ちょっとしたお小遣い稼ぎに」という意識で働くのは、非常に難しい職種であるといえます。

しかし、保育士として味わえる喜びは他の職業にはない部分が大きいです。

保育士の仕事が心から大好きだけれど、どうしても短い時間しか働けないという方こそ、バイトの保育士として働くのがおすすめです。

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